業務のご案内

弊社では、単なる「回収業者」ではなく、地域社会とともに歩む「資源循環の担い手」でありたいと考えています。
日々増え続けるゴミの中でも、再資源化可能な紙類を適切に回収・処理することで、焼却や埋立による環境負荷を軽減し、地球温暖化の抑制や森林保護につなげることが私たちの使命です。
今後も、持続可能な社会の実現に向けて、地域密着型の企業として責任ある行動を継続してまいります。リサイクルのパートナーとして、皆様の課題やご要望に真摯に向き合い、最適なご提案とサービスをご提供いたします。
松伏町役場からの委託業務
行政との契約に基づき、町内の古紙・古布などを計画的に回収。地域住民の皆様の暮らしと環境保全に直結する重要な業務として、誠実かつ確実に対応しています。
法人向け定期回収サービス
商業施設、工場、オフィスなどの法人様を対象に、定期的な資源回収を実施。業種や廃棄物の種類に応じた最適な回収スケジュールをご提案し、業務の効率化と環境対応をサポートいたします。
持ち込み対応(個人・法人)
弊社構内にて、お客様ご自身による資源の直接持ち込みにも対応しております。少量から大量まで幅広く受け入れており、地域の皆様にもお気軽にご利用いただける体制を整えています。
構内での選別・圧縮・梱包処理
回収された古紙・古布は構内で種類ごとに手作業で分別され、プレス機により圧縮・梱包されます。品質を保ったまま効率よく出荷できるよう、丁寧な工程管理を徹底しています。
製紙工場など出荷先への安定供給
適切に処理された資源は、再生資源として各出荷先(主に製紙工場)へと運ばれます。安定した品質と供給量が評価され、多くの企業様との継続的なお取引を実現しています。
古紙リサイクルについて
古紙とは?

古紙とは、一度使用された紙製品を回収し、再び製紙原料として利用可能な状態にしたものを指します。
新聞、雑誌、段ボール、コピー用紙などが代表的な古紙の種類です。これらは回収・分別・加工を経て、トイレットペーパーや段ボールなどの新たな紙製品に生まれ変わります。
古紙リサイクルは、限りある森林資源の保護や、廃棄物の削減、地球温暖化の防止といった環境保全に大きく貢献します。
日常生活の中で適切に分別・排出していただくことが、持続可能な社会づくりに繋がる大切な一歩です。
古紙に混ぜてはいけない
「禁忌品」について

古紙リサイクルの質を保つためには、「リサイクルに適さないもの(禁忌品)」を混入させないことが重要です。
禁忌品が混ざると、製紙工場での工程に支障をきたし、製品の品質低下や機械トラブルの原因となります。
代表的な禁忌品の例
● 汚れや臭いのある紙類
- 食品の油やソースが付着したピザ箱・弁当容器など
- ティッシュや紙ナプキン、紙おむつ、ペット用トイレシートなどの衛生用品など
- お線香、洗剤や石鹸など臭いがある紙類
- カビや腐食している紙、泥や砂が付着している紙など
● 紙以外の素材が混ざったもの
- アルミ(銀紙)やプラスチックが貼られた紙(内側が銀色の紙パック・お菓子のパッケージ)
- 防水加工された紙袋、アイロンプリント紙、香り付きの包装紙など
- 新品のカバンや靴などに詰めてある緩衝材、ラミネート加工された紙など
● 特殊な処理が施された紙
- カーボン紙、感熱紙、宅配便の伝票など
- 写真や写真用紙、シール・ステッカー類
- 金銀の箔押しやラメの付いた装飾紙
- 蝋引き(ワックス付き)段ボール
● 異物混入の恐れがあるもの
- クリップ、ネジ、釘など、多様な金属類
- 発泡スチロール、ガラス、プラスチック片、木材など
- マスクなどの不織布、CD/DVD、カセットテープなど
- プラスチック製ファイル、電池が入っている本(ボタンで音が出る本)など
- 新聞折り込みチラシ、カタログなどに付随している商品サンプルなど
正しい分別と排出のご協力が、リサイクルの成功を支えています。
ご家庭や事業所での古紙排出時には、上記の禁忌品を取り除いたうえで、地域の分別ルールに沿ってご対応くださいますようお願いいたします。